不動産ファンドとは
▼不動産ファンドとは?
不動産投資ファンドとは、投資家が会社または信託を出資先もし
くは委託先(投資信託・投資法人)として投資した資金をファン
ド化したものです。
投資信託もしくは投資法人はその資金の運用を投資信託委託業者
に委託し、その委託業者が不動産で運用を行います。
委託業者は運用益を投資法人に配当し、この配当金を原資にして
投資信託もしくは投資法人から投資家に配当されます。
最近ではファンドの投資対象とする不動産はオフィスビルやマン
ションなど賃貸住宅以外にも物流施設などに波及し投資対象が幅
広くなってきています。
▼不動産投資ファンドの種類!
不動産投資ファンドは大きく分けて2種類あります。1つはJ-REIT
と呼ばれる公募不動産投資信託。もう一つは私募不動産ファンドで
す。
・J-REIT
J-REITは東京証券取引所や大阪証券取引所に上場していてどなたで
も売買できる不動産投資ファンドです。銀行預金は低金利が続き、
長期国債の利回りが1.5% 台であることを考えるとJ-REITの平均
利回りは3~4%もあり、最近では預金代わりに買い付けする投
資家が増えてきています。このような人気を背景にJ-REITの取引
所への上場数は増加傾向にあります。ただ株式と同様証券市場で
売買されていて値動きもあるのでリスクを頭に入れておく必要が
あります。
・私募不動産ファンドは特定の投資家から資金を集め不動産に
投資します。ただ、一般の投資家に対し募集をすることはほ
とんどなく主に機関投資家向けに募集をしています。そのため私
募不動産ファンドは出資者以外には情報があまり開放されておら
ず、一般の投資家にはどのような運用をしているのかが不透明で
す。
私募不動産ファンドは価格の下がった不動産を購入→資産価値を
上げる→賃料を上げ転売するという仕組みを作り、それを繰り返
し行い続けることで不動産市場価値を押し上げたのです。このよ
うなJ-REITや私募不動産ファンドに目をつけたのは国内の機関投
資家でした。国債の利回りが低迷し、株式のリスクを取ることの
出来ず運用先を探していた機関投資家がミドルリスクミドルリ
ターンの不動産ファンドに目をつけることは必然的でした。更に
個人投資家も利回りの良さに眼をつけ投資しています。機関投資
家と個人投資家が不動産ファンドに投資することにより利回りは
低下していますがそれでも金融機関の定期預金よりを上回る利回
りですから有効的な投資先ではないでしょうか。現在では、不動
産価格の高騰により一部では不動産バブルではないかと言われて
います。確かに急激な上がり方をしている不動産もありますが、
ようやく下げ止まってきたという地域もしくはまだ下げ止まりが
見えない地域が圧倒的に多いですのでこれからも不動産関連に投
資するチャンスは大きいと思われます。